脊柱管狭窄
- 5分と歩き続けることができない
- 歩いていると足の裏がふわついている感覚がある
- 自転車に乗ることはできる
- 足が痺れて痛い、冷たさも感じる
- 手術をしなければいけないと言われたが抵抗がある
脊柱管狭窄について
脊柱管狭窄症の原因はわかっているものの、何が原因で狭くなったのかは不明なことが多
くあります。以下が脊柱管狭窄の主な原因です。
■骨の変性
■椎間板変成
■靭帯の肥厚
■分離すべり症状発症後
これらの問題が長期間続くと脊柱管狭窄が引き起こされます。
脊柱管狭窄が発症するまでの期間は数日ではなく、少なくとも5年以上の経過を経ている
ことが一般的です。過去の怪我、生活習慣、座り方、歩き方、手術歴なども関連していま
す。このように、脊柱管狭窄がどの部分で成り立ってしまったのかを探り、対症療法ではな
く根本的な施術の方向性を見極める必要があります。
注意すべき解消法
コルセットを使用は、筋力低下を招く可能性があります。急性期以外ではコルセットは外す
ことが大切です。
筋肉の硬さや関節の硬さだけでは脊柱管狭窄は引き起こりません。無理に腰を温めたり、
電気エネルギー熱を与えることは関節に変形をもたらす可能性があるので注意が必要で
す。
リラクゼーションマッサージも注意が必要です。筋肉の硬さには理由があります。筋肉を緩
めることで関節が不安定になる場合もあります。
湿布や痛み止めの薬・注射も一時しのぎとして有効な方法ですが、何度も行うと危険性が
あります。体が慣れてしまい、効かなくなることがあります。
外科的手術は強い痛みを取ることができる場合もありますが、再発の可能性もあります。
手術後には狭窄症を引き起こした原因を取り除く必要があります。
脊柱管狭窄の状態と施術方法
脊柱管狭窄の症状には、以下の3つのタイプがあります。
神経根型
神経根が圧迫され、片側の足に障害が出るタイプ
馬尾型
両側に症状が広がり、足の筋力低下や足裏の冷たさ、排尿・排便障害が起こるタイプ
混合型
神経根と馬尾神経の両方に障害が起こり、症状が重篤なタイプ
当整骨院での施術法
施術においては、段階的なアプローチを行います。
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関節の動きを滑らかにする
面圧を用いて関節液を出す方法
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背骨の調整
うつ伏せに寝て背骨をゆらゆら揺らす方法
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筋膜調整
手技による筋肉の硬さを取り除く方法
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水圧施術
水の入ったマットの上で関節の動きを良くする方法
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パワープレートによる運動療法
前後・左右・上下と振動するプレートに乗るだけで、あらゆる方向から身体に刺激をかけることができます。
身体機能の向上ができます。
また、施術後には生活指導も行い、患者様自身でもできるセルフケアの方法を伝えます。
再発防止にも力を入れています!
脊柱管狭窄の治療には時間がかかる場合がありますが、根本的な原因を取り除くことで、再発防止にも努めます。治療の過程において、患者様のご要望や症状に応じて最適なアプローチを行っていきますので、諦める前にお気軽にご相談ください。