妊娠中に整体をしてもいい?
- 妊娠してからの整体はいつから受けられる?
- 妊娠中に行なっておくべき骨盤矯正
- 安産になるための4つのポイント
- いつまで施術を受けられるの?
- 妊娠中に行うべき体操(YouTube)
1、妊娠してからの整体はいつから受けられる?
当院では妊婦の施術を受け入れておりますが、安定期(4〜5ヶ月)に入り、体調が落ち着いてから施術を受け入れております。
2、妊娠中に行なっておくべき骨盤矯正
特に痛みはなくても妊娠中から骨盤矯正は行なっておくべきです。妊娠中は子宮が大きくなってくるに伴い、骨盤も広がってきます。
骨盤矯正をしておくことで妊娠中の腰痛や尿もれ、むくみなどを予防しておくことも可能です。
骨盤の歪みの左右差をなくしておくことで、産後の骨盤周りのトラブル(尿もれや腰痛)も予防できます。特に歩行時に恥骨が痛むことや股関節が痛い。なども起こりやすいので骨盤矯正は重要です。
最後に妊娠中自宅でできる体操の動画もありますので、ぜひ最後までご覧ください。
3、安産になるための4つのポイント
1)子宮の位置を高くしておく
2)股関節を柔らかくしておく
3)恥骨や内転筋をほぐしておく
4)排便のリズムを整えておく
1子宮の位置を高くしておく
子宮の位置が高いというのは、お腹のふくらみが胸の下あたりから大きくなっているということです。お腹のふくらみの位置が高いと宮と膣の角度が直線的になります。つまり産道がまっすぐになるということです。産道がまっすぐになると赤ちゃんがすんなり出てこれるので安産が期待できます。
ですので子宮を高い位置に保ち、産道を直線的に近づけてあげることが必要になるのです。
上記の写真は左側が施術前、右側が施術後になります。
施術後は子宮が高い位置になり、お腹が小さくなり産道と子宮がまっすぐな位置関係になります
2)股関節を柔らかくしておく
昔から「安産のためにはお尻は大きい方がいい」とよく耳にします。
しかし実際には違います。お尻が大きくても骨盤と股関節が固ければ安産とは限りません。お尻は小さくて(骨盤が広がっていない状態)出産するときだけスッと開けばいいのです。そのためには股関節の柔軟性が必要になります
3)恥骨や内転筋をほぐしておく
出産時には恥骨と仙腸関節が広がります。骨盤が開くためには、内転筋(内ももの筋肉)と恥骨(骨盤の前面の関節)の柔軟性も重要になります。また、内転筋が硬いと産後の歩くときに恥骨が痛くなる原因となります。施術により柔軟性をあげセルフケアのストレッチを行って頂くことで柔軟性を出し、なめらかな関節をつくることがとても大事です。
4)排便のリズムを整えておく
なぜ?と思われる方も多いと思います。ヒトの体はよくできていて、排便時に使う神経反射システムと陣痛時に行われる神経反射は同じ神経システムを使用しているのです。人生で数回しかない出産時に初めて陣痛がきてしまうと、妊婦さんがどう対処していいのかわからなくなってしまい動揺してしまいますよね
しかし、陣痛と排便が同じ神経システムだと理解しておけば、正しい排便法を身につけることで心に余裕を持って出産に臨むことができます。
安産整体では主に以上の4つの項目をお客様の無理がないよう進めていきます。
いつまで施術を受けられるの?
当院の安産整体は安全なのでギリギリまで施術を受けても問題はございませんが、基本的には予定日の1ヶ月前までと推奨しております。
妊娠中に行うべき体操
妊娠中の方に向けた動画を作りました!
ぜひセルフケアにご活用ください
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